男性の妊活で時間とお金を合理的に考えるとまずは精液検査をした方がよい
子供が欲しいと思っているなら, もし女性が不妊治療で通院しているとするなら, 男性もすぐに病院に行って検査(精液検査)をした方がよいと思います.
男性の精子が作られるためには3 か月かかります.
今やってることの成果が出るのは3 ヶ月後です.
したがって実際に成果が確認でるのは妊娠が分かってからなので, 3 ヶ月後以降の一ヶ月ごととなります.
その間の3か月間のサプリメントや運動に意味があったかどうか分からないのです. まどろっこしくないですか？つまり, 例えば3 回チャレンジして子供ができなかった場合は6ヶ月の時間とお金が無駄です.
しかもそれから病院で精液検査をして治療に取り組んでも成果が出るのはやはり3か月後からです.
サプリメントなどの目先の手ごろなところからチャレンジするのも良いですが, まずは現状把握をした方がトータルで見てお得です. 原因に対して対策を取らないと意味がありません. 現象に対して対策はNGです. なにより専門家に話を聞くことができるのでやることが明確になり, 気分的に楽になります. また, 女性からの信頼も得られやすいですし. (堂々とエロ動画を見る口実が出来たと考えれば(笑))
妊活(不妊治療)に取り組むにあたって, 男性が病院に行って自身について検査をすることは少ないと思います.
やはり妊娠して子供を産むことができるのは女性ですので, 妊活について男性よりも真剣・切実な思いで取り組むと思います. 翻って男性はある意味当事者ではないので, 女性の感じている思いについては分かりにくい面があるのが現実です. 私自身, 妻から色々と話を聞いて実感が持てました.
そうなると, 妊活に際して女性は病院に行って検査をするが, 男性は特に何もしないということが起きます. 女性の場合は産婦人科などもあって男性より環境的にも恵まれていると思いますが, 男性向けの病院は少なく機会も限られているので足が向きづらくなります.
そんな中で男性の妊活サイトを調べているとサプリメントや適度な運動, お酒たばこを控えるなど色々なことが紹介されています. そして子供が出来ました！と報告が上がってたりします. しなしながら, まずは現状を把握することが一番です. 結果がすぐに出れば何も問題はないですが, 結果が出なかったときにそこから対処を始めようとするととても時間が必要になってきます.
不妊治療で男性にできること
不妊治療にはいくつか選択肢があります.
1. タイミング法
2. 人工授精
女性側はこの選択肢に対して色々と対応しないといけません.
基礎体温の測定や薬の摂取, 場合によっては自分で注射を打つことがあります.
病院へも何度も通院しないといけません. タイミングが合うまで連日通う場合もあります.
選択肢が下になるにしたがって女性側の負担も大きく, 時間も費用もかさみます.
そのなかで, 不妊治療で男性にできることは限られています.
1. 精子を提供する
2. 女性側のケアをする
ここで"精子"が悪いと女性側がどんなに頑張っても結果には結び付きません.
精子の良い悪いは病院で検査をしなければわかりません. 血液の状態を見るには血液検査をしなければ分からないのと同じです.
結果が良ければそれでいいですが, 悪かった時にはいくつかできることがあります.
不妊は男女両方に原因がありますので, "関係ない"と思わずにとりあえず検査を受けることをお勧めします.
精子の提供と共に女性側のケアが必要です.
男性が考えている以上に女性側の負担が大きいのが不妊治療だと思います.
負担というのは体力的, 精神的の両方です.
なるべく寄り添ってあげるようにしてください.
はじめに
妻と共に不妊治療をしています.
不妊治療を始めて感じましたが, 不妊治療について女性側の情報は沢山ありますが男性側の情報が少なく, 男性は不妊治療に乗り気でない人, 情報が無くて実感が湧いていない人が多くいるのではないかと感じました.
特に男性で不妊治療を受けている人が情報発信しているケースがほぼないのではないかと思います. 逆に女性側は積極的に情報発信をしていて個人のブログも沢山あります. そして, 女性側(妻)のブログの中で夫に関する情報を公開しているケースが多いです.
個人的な経験をお伝えすることで, 男性の不妊治療への第一歩の後押しが出来ればと思います.
※お断り
個人の体験を主にしていますので, 参考程度に見てください.
専門的な話は医師にお願いします.
